2017年12月3日日曜日

【鎌倉の紅葉2016】04 海蔵寺、銭洗弁財天

(^x^)こんばんは。MANIERAです。

昨年(2016年)の紅葉の時期に鎌倉を訪れたので、4回に分けて紹介します。
第4回は海蔵寺、銭洗弁天を回ります。



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化粧坂から10分くらい歩いてきました。
正面にお寺の階段が見えてきました。






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海蔵寺の入り口です。
右の道路わきに井戸のようなものがあります。






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鎌倉十井の一つ、「底抜けの井(そこぬけのい)」でした。
中世の武将の娘がここに水を汲みに来た時、
水桶の底が抜けたことで悟りを得たという井戸のようです。






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では、海蔵寺の山門を入ってみましょう。






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海蔵寺の境内です。よく手入れされています。
1394年に建立された臨済宗建長寺派の寺院です。






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山門の正面が本堂になります。






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本堂の室内です。開山の心昭空外(しんしょう くうがい)の
坐像が祀られているそうです。






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手前の方に和歌のようなものが書いてあります。
これはご詠歌というもので、仏教の教えを和歌にしたものだそうです。

「ふだらくのちかひも ひろきうめかやつ いろかもおなし のりのすがたそ」と書いてあるようです。
意味は、ちょっと分かりません。^^;






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本堂右手には 1785年に建てられた、庫裏(くり)があります。
庫裏とは僧侶の居住する場所の事です。






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庫裏は2階建てで、茅葺屋根の立派なものでした。






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本堂左手には薬師堂があります。
とても古い時代のものに見えますが、
元々1577年に浄智寺に建てられたものを
1777年にこちらに移築されたそうです。






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薬師堂の中、正面には本尊 薬師如来坐像が安置されています。
その両脇に、日光菩薩(向かって右側)と 月光菩薩(左側)と
小さな仏像12体が祀られています。

中央の薬師如来の胸には扉があって、その中に境内から掘り出された
仏像の頭部が入っていて、61年に一度開帳されるそうです。





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庫裏の隣には、鐘楼がありました。






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鐘楼の柱の間から見ると、 額縁に入った絵のようです。






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 本堂左の庭の先の崖に、やぐら(横穴式墳墓)が見えます。






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やぐらの中には仏像や塔がありました。






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本堂の裏には、池のある大きな庭園がありましたが、
こちらの庭は公開されていません。






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鐘楼脇の赤い傘の下に看板があり、
「十六の井戸の扉を開けております。一人金百円を箱の中に納め
縁起書を受けてから拝観願います。 」と書いてあります。
100円を納めて見に行ってみましょう。






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薬師堂の脇を進みます。
竹垣が見事ですね。






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細い道を行き、岩をくりぬいたトンネルをくぐります。






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さらに民家の脇を進むと、岩山に扉が付いていました。
弘法大師が彫ったという十六井戸です。






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扉の中は、四角く掘られた部屋で、床に16個の井戸と、
正面には観音様が祀られています






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海蔵寺を出るときは、山門の隣の門から出ました。






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海蔵寺に行くときに降りてきた化粧坂をまた登ります。
結構な傾斜で、特に下の方は水が流れていて滑りやすかったので、
注意が必要です。もし凍結したら登れないような気がします。






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化粧坂の切通も上の方は岩を削った階段状になっていますが、
長年使われているためか、足を載せる場所はすり減って凹んでいます。






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源氏山公園を抜けて、山を下ってゆくと、提灯が見えました。






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銭洗弁財天の入り口でした。
ちょっと行ってみましょう。






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入り口から岩のトンネルが続いています。






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トンネルを抜けると鳥居が続いています。






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銭洗弁財天宇賀福神社の崖に囲まれた境内です。
奥の洞窟で沸いている水で銭を洗うと倍になると言われているそうです。






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こちらの受付で線香・ローソク1セットを100円で買って
献じてから、ザルでお金を清めるようです。






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銭洗弁財天から10分程度歩くと、くずきりで有名な「みのわ」がありました。
ちょっと寄ってみましょう。






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くずきりと抹茶のセット(1350円)を注文しました。ちょっと高いですね。
冷たい葛切りを甘い蜜に付けて頂きます。プルプルの葛切りが美味しかったです。







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もう日も暮れてきたので、隧道(ずいどう)を抜けて
街の方に向かいます。





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鶴岡八幡宮の鳥居のところまで来たところで
日が暮れました。






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葛切りを食べたばかりですが、今日はかなり歩いておなかが減ったので、
 「こ寿々(こすず)」で蕎麦でも食べていきましょう。






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もりそば 756円です。
細目でコシがある蕎麦で、汁はちょっと辛めでした。
蕎麦湯もコクがあって美味しかったです。






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わらび餅も頼みました。白玉のような弾力と柔らかさの餅で、
黄な粉と黒蜜が甘くておいしい。^^




11月下旬と12月上旬の計2日で、いろいろ見て回りましたが、
天気も良く、気持ちよく散策出来ました。
(^x^)おしまい。





  関連記事
【鎌倉の紅葉2016】01 杉本寺、浄妙寺 https://blog-maniera.blogspot.jp/2017/11/201601.html
【鎌倉の紅葉2016】02 報国寺 https://blog-maniera.blogspot.jp/2017/11/201602.html
【鎌倉の紅葉2016】03 東慶寺、浄智寺、源氏山公園 https://blog-maniera.blogspot.jp/2017/12/201603.html
【鎌倉の紅葉2016】04 海蔵寺、銭洗弁財天 この記事です。



2017年12月2日土曜日

【鎌倉の紅葉2016】03 東慶寺、浄智寺、源氏山公園

(^x^)こんばんは。MANIERAです。

昨年(2016年)の紅葉の時期に鎌倉を訪れたので、4回に分けて紹介します。
第3回は東慶寺、浄智寺、源氏山公園を巡ります。


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北鎌倉駅で電車を降りて、東慶寺(とうけいじ)までやってきました。
訪問時期は12月上旬です。

通常、開門は8:30、閉門は17:00ですが、
11月から2月までは16:00閉門です。






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山門をくぐると参道には様々な木々が植えられています。

東慶寺は臨済宗円覚寺派の寺院です。
鎌倉時代に尼寺として開山、縁切り寺としても知られています。






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本堂への門をくぐると、
立派なモミジの木がありました。






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燃えるような紅葉がとても綺麗ですね。






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境内に季節外れの桜が咲いていました。
十月桜のようです。






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参道を進むと、とても大きなイチョウが
黄色い葉を付けていました。






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奥の墓苑ではまっすぐ伸びた大きな木々と
モミジが見られます。






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東慶寺は花の寺として知られていて
どの季節に来てもいろんな花が見られます。

こちらのお寺は、前回の報国寺と並んで、
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで
3ツ星を獲得しています。






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東慶寺を後にして県道21号線を鶴岡八幡宮方向に歩いて行くと
にちりん製パンという小さなパン屋がありました。
3人も入れば満員の対面販売の小さなパン屋さんです。





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ちょっと変わった形のハリネズミパンを買ってみました。
癒し系の顔の表情が良いですね。

もちっとしたパンですが、トゲはバラのとげくらいの硬さがあるので
先にちぎって食べてしまった方が良いかも。
中はクルミとホワイトチョコが入っていて結構甘いです。






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パン屋の少し先を右折すると浄智寺(じょうちじ)への入り口が見えてきます。
小さな石橋がありますが、渡ることはできません。

橋の左先の方、2人の人が見ているあたりに、
鎌倉十井の一つ、「甘露ノ井(かんろの い)」があります。





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浄智寺の総門です。門には「宝所在近」と書いてあります。
悟りの世界は近くにあるという意味のようです。






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まっすぐに伸びた大きな木々が迎えてくれます。






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山門への石段が長い年月で、すり減っていて歴史を感じさせます。






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山門の先で拝観料を払って境内に入ります。
大人200円、子供100円です。






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岩山に鉱山の坑道の入り口のような丸太が組んであります。
看板には「布袋尊(ほていさん)はトンネル先の洞窟です」
と書いてあります。






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手掘りのトンネルをくぐってみると...






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開けた場所に出ました。
ちょっとしたアトラクションのような感じもしてきます。






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さらに先に進むと、洞窟内に布袋さんがいました。
おなかをさすると元気がもらえるとの事で、
みんなお腹を撫でてていました。






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またトンネルを抜けて戻ってみると、岩山の先に竹が見えます。






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その先には薄暗い竹林がありました。






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先に行くと岩山を切り開いた墓地が広がります。






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突き当りに「横井戸」の看板がありました。
山の水をためて用水に使うために古い時代に掘ったものらしく、
三十数年前まではコウモリの住処だったようです。

入っていけないとは書いてなかったですが、
ちょっと怖いので入りませんでした。^^;






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井戸の鉢の水に落ち葉が沈んでいました。






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仏殿です。「曇華殿(どんげでん)」と書いてあります。
本尊は三世仏で、阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来の三体が
過去・現在・未来を表しているそうです。






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浄智寺の裏山から源氏山公園に抜けられるようなので行ってみましょう。
民家の間の道を進みます。






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道は突然細くなり、長い階段が続きます。






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道らしいものも無くなってきましたが、
方角はこちらで良いのでしょうか??
坂もどんどん険しくなってきました。





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木々の間から下界が見えました。
日頃の運動不足がたたって汗だくです。^^;
ちょっと一休みしましょう。






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階段を登り始めてから、30分程度歩くと
葛原岡(くずはらがおか)神社横に出ました。

広場にベンチが見えますが、
ここは源氏山公園の 北の端のようです。






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広場から山々が見晴らせます。
派手さはない、地味な感じの紅葉ですが、
この方が鎌倉らしい感じもします。






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さらに公園内の道を進むと開けた場所に出ました。






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源氏山公園の中央付近の 源頼朝像のある広場です。
源氏山公園は1966年に開園した9.5ヘクタールの大きな公園です。






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源頼朝公も紅葉狩りを楽しんでるようですね。^^
頼朝像は1980年に建立されました。





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公園内は様々な木々が植えられて、紅葉も見事です。






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ベンチに座ってのんびりするのも良いですね。






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この後は、頼朝像の近くの、急な化粧坂を下りて、海蔵寺に向かいます。




次回は、海蔵寺、銭洗弁天へと向かいます。
(^x^)次回に続く。






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